Adobe CCを解約しようと思ったけど、解約金がかかると知って泣く泣くもう1年契約を続けざるを得なくなった、なんてことありませんか?
実は、私もその一人。
Adobeサイトの解約ボタンをクリックしたのですが、契約残額の50%も解約料(早期解約料)が発生するだなんて…。
しかも更新した直後だったため、11か月分の半額。
泣く泣く解約を取りやめたのでした。
「一括払いの場合は更新の確認案内が来るのに、月々払いの場合には案内が一切来ないじゃないか!」
そう憤慨したところで、あとの祭り。
それが昨年の出来事でした。
そんなことがあってまもなく1年、今度こそはベストなタイミングで解約をしたいところ。
あまり早くても損してしまうし、かといってタイミングを間違えれば、また今後1年の憂うつがよみがえってくるわけで、自ずと慎重にならざるを得ません。
なので、前もってAdobeのサイトを調べることにしたのですが、解約の起算日的なものについて、いまひとつよく分かりませんでした。
なので直接Adobeに聞いてみたら「カードで引き落とされる日」が起算日であることがわかりました。
Adobe CCの解約について実際に問い合わせてみた
私の場合は、必要に応じて契約していましたので、次のようにソフトによって支払方法がまちまちでした。
このうちの「年間プラン (月々払い)」は、どういうわけだか更新案内が来ません。
なので、少々面倒なこととなってしまったのです。
年間プラン (月々払い)は更新日の掌握が必須
変にまた更新されては困るし、ギリギリまで無駄なくサブスクを使い切りたいので解約のタイミングを知りたいのですが、Adobeサイトをのぞくとこのような記述が。
サブスクリプション期間は、お支払いが処理された時点から開始します。サブスクリプションの有効期間が終了する前に解約しない限り、有効期間の終了時に自動的に契約が更新されます。
引用:Adobeサイト
「お支払いが処理された時点はいつ?」ということなのですが、変に自己解釈して自動更新されてしまった日には、たまったものではありません。
更新日はいつなのか?
ちなみに購入開始日が11月7日となっているので「そこが起算点なのだろうか?」とも考えましたが、やっぱり不安に思えてきたので、直接聞いてみることにしました。
Adobeにチャットで問い合わせ
Adobe Accountの右下にヘルプがありますので、そこをクリック。
するとチャットが出てきます。
これがチャットでのやり取りです。
結果、こんな感じでした。
- 11月7日に契約(無料期間1週間)
- 11月14日に請求が発生=更新日
- ゆえに契約更新期間は10月14~11月13日
つまり、毎月引き落とされている日が更新日だったわけです。
「更新日前日から1か月間の間に解約すれば良い」
思い悩むよりも聞いた方が早かったですね。
Adobe CC サブスクの支払い3形態
- 「月々プラン(月々払い)」
いつでも止められるのですが、料金が割高です。 - 「年間プラン(月々払い)」
料金はリーズナブルですが、安い分だけ縛りがかかってしまいます。
つまり、解約する際には契約残額の 50%の解約料(早期解約料)が生じます。 - 「年間プラン(一括払い)」
一括で明快なのですが、初期費用がかかってしまいます。
つまりは、「月々プラン(月々払い)」と「年間プラン(月々払い)」を混同してしまうところに問題があるわけです。
少なくとも「一括払い」のように、更新の手前でAdobe社がなんらかの案内をしてくれれば、このような混同は起きないと思うのですが…。
Acrobat Proの場合 | 月額 | 年額 |
月々プラン(月々払い) | 3,380円/月 | 40,560円/年 |
年間プラン(月々払い) | 1,980円/月 | 23,760円/年 |
年間プラン(一括払い) | ー | 23,760円/年 |
Adobe CC サブスクの各料金表
各ソフトの個別料金は、このようになっています。
契約プラン | 月々プラン (月々払い) | 年間プラン (月々払い) | 年間プラン (一括払い) |
コンプリートプラン | 10,280円/月 | 6,480円/月 | 72,336円/年 |
フォトプラン(20GB) | ー | 1,078円/月 | 12,936円/年 |
単体プラン | 3,828円/月 | 2,728円/月 | 28,776円/年 |
Acrobat Pro | 3,380円/月 | 1,980円/月 | 23,760円/年 |
私の場合は、
- 「フォトプラン」
- 単体プランで「Illustrator」
- 単体プランで「Acrobat Pro」
の順で契約していました。
業務の必要性に応じて契約していたとはいえ、これでは契約更新の管理がけっこう面倒でした。
Adobe CCの更新日は統一すべき
複数のソフトを使いたいのであれば、私のようにバラバラの契約はしない方がいいです。
できれば、すべてのソフトが使える「コンプリートプラン」を学割(社会人でも適用される方法がある!)で安く契約するのがおすすめです。
私の場合は、今回の「Acrobat Pro」と「フォトプラン」の他に「Illustrator」も契約していました。
現在は、更新日を調整するため「Illustrator」の方は、契約を止めています。
そこで今回は「Acrobat Pro」の解約。
これで「コンプリートプラン」への移行は整いつつあるというわけです。
まとめ
Adobe CCのソフトを個々に契約したため管理に手間どり、気付かぬうちに更新されてしまう問題。
解約がどのタイミングで良いかをAdobeに直接確認してみました。
結論は、最後に引き落とされる日の前日から1か月の間。
私を例にとると、10月14日が最後の引き落としになるので、10月14から11月13日の間に解約するのがベストタイミングです。
1日でもオーバーしてしまうと、解約金の縛りがかかってしまうので、慎重に対処したいですよね。
もし心配だったら、Adobeに直接聞いちゃいましょう。
Adobeのアカウントからヘルプセンターに入っていけば、チャットができますので、そこで丁寧に返答してくれますよ。
ぜひ、お試しあれ。